恋の花あふれる、まんがの小町
――愛だと勘違いするなと言ったくせにこんな風に求められたら勘違いしてしまうじゃない……
まだ本編が始まる前の小説の世界に伯爵令嬢として転生したカリナ。前世の推しで義弟のマルセルを死の運命から救い、クズ夫と結婚せずとも、伯爵家を潰さずに済む方法…
―それは、未来の悪役公爵・クラウスとの「契約婚」!
カリナは公爵家に伝わる呪い「狂症」を鎮めることを条件に、将来マルセルを殺めるとされるクラウスに契約結婚を申し出る。
「狂症」を鎮めるためには「神力」を持つものとの身体的接触が必要。それは、愛のないふたりが肉体関係を結ぶということで…!?
呪われ公爵と甘く淫らな契約婚~癒やしの令嬢はとろける口づけで愛を注ぐ~ 猫柴/著